「金環食」 上越市では部分日食で右に傾いたC

九州地方から関東地方の太平洋側を中心に2012年5月21日朝、太陽が月に隠され、細い輪のようになる金環日食となった。上越市内で見られたのは太陽の約92%が欠ける部分日食だった。天候にも恵まれ、アルファベットの「C」を傾けたような日食が見られた。

日本国内で金環日食が見られたのは、1987年の沖縄県以来25年ぶり。上越市の部分日食は午前6時21分に始まり、太陽の右上側から欠け始め、同7時36分過ぎに最大食となった=写真=。

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国内で次に見られる金環日食は2030年6月1日で、観察できる場所は北海道。上越では部分日食になるという。ただ金環日食のルートが今回よりも遠いため、太陽が欠けるのは半分ほどという。

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◇上越市からどこへ行けば金環日食が見られる?(2012年5月15日)
https://www.joetsutj.com/articles/51907491