上越市名立区でナマコ漁の潜水士が水死

=5月17日午後4時現在=

上越海上保安署によると、2012年5月15日に上越市名立区名立小泊の沖合の海底で発見された男性遺体は同17日、行方が分からなくなっていた潜水士の菊池啓二さん(52)と判明した。


=5月15日午後7時30分現在=

2012年5月15日午前10時23分ごろ、上越市名立区名立小泊の沖合で男性の遺体を発見したと、名立漁協から上越海上保安署に通報があった。遺体の特徴や、ダイバースーツを着ていることなどから、同署は8日に行方不明になった愛媛県松山市の潜水士、菊池啓二さん(52)とみて、調べている。

同署によると、遺体は沖合約500m、水深16mで発見された。年齢は40歳以上とみられ、身長は173cm、体格は中肉。上下つなぎ型の黒色のダイバースーツなどを着ており、潜水用のエアボンベなどを身に着けていた。死後約1週間という。


=5月8日午後4時現在=

上越海上保安署によると、新潟県上越市名立区名立小泊の沖合で行方不明になっている潜水士は、愛媛県松山市の菊池啓二さん(52)ということが分かった。



=5月8日正午現在=

2012年5月8日午前9時45分ごろ、新潟県上越市名立区名立小泊の沖合でナマコ漁をしていた男性潜水士1人が行方不明になり、通報を受けた上越警察、上越消防、海上保安署が陸、海、空から捜索している。

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上越海上保安署や名立漁協よると、行方不明になっているのは同漁協がナマコ採りのために雇った潜水士4人のうちの1人。同漁協の漁船「漁盛丸」(9t)に乗って午前7時過ぎに出漁し、名立漁港近くの沖合500m、水深約14mの海底で漁をしていたという。一度港に戻り、捕れたナマコを下ろして、再び9時ごろ2度目の漁に出た。9時45分ごろ、漁船から同漁協に「1人が戻ってこない」と連絡があり、漁協が消防、警察、海上保安庁に通報したという。

名立漁港東側の名立ドライブイン駐車場に設置された上越消防の現場本部
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ナマコ漁は上越地域の海岸一帯で行われており、5~6月が漁のピーク。同漁協からは今日が初めての出漁だった。

ダイバーを乗せ捜索に向かう漁船「漁盛丸」
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通報を受け、海上保安署のヘリコプターや巡視艇・巡視艇、漁船なども出て、陸、海、空から懸命の捜索活動が行われている。