高田公園球場の改修記念試合 アルビBC快勝

新潟県上越市本城町の高田公園野球場の改修工事が終わり2012年4月30日、リニューアル記念としてプロ野球独立リーグBCリーグ、新潟アルビレックス・ベースボールクラブ(BC)─富山サンダーバーズ戦が行われた。1228人のファンが詰め掛け、鋭い打球や素早い連携プレーなど、プロならではのレベルの高いプレーを楽しんでいた。試合はアルビが8─1で勝ち、3勝3敗の勝率5割に戻した。

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午後1時からのプレーボールを前に、上越市の村山秀幸市長があいさつに立ち「プロの高い技術、迫力のあるプレーを見てほしい。このグラウンドで育った子供たちが、日本や世界で活躍してほしい」と述べた。続く始球式では見事なストライクの投球を見せ、歓声を浴びた。

始球式で見事なストライクを投げた村山上越市長
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試合は高津臣吾選手兼任監督率いる新潟アルビは一回表の守備で好守を連発し、波に乗った。無死一塁で盗塁のランナーを補殺し、2死一塁からは、中堅に抜けそうな打球を遊撃手の佑紀が横っ飛びで捕球し素早く二塁手にトスする好守を見せ、大歓声を浴びた。

先制の右前適時打を放った福岡選手
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リズムに乗ったアルビは同裏、1死一、二塁から4番福岡良洲の右前適時打で先制すると、5番平野進也、6番内山友希も続く見事な攻撃で3点を先取し、試合の主導権を握った。一塁側の内野席にはクラブカラーのオレンジ色の法被を来たアルビの応援団が陣取り、1点を取るたびに「万歳、万歳」の大歓声を上げていた。

勝利監督インタビューに答える高津兼任監督
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試合は8回表、アルビは1死満塁のピンチを迎えたが、ジャスティスを併殺打に打ち取り、そのまま逃げ切って、8─1で快勝した。試合後のインタビューで、高津選手兼監督は「球場の改修記念なので、ぜひ勝ちたいと思っていた。選手が期待に応えてくれた」と話した。

年間20~30試合の応援に出掛けるという上越市板倉区のサポーター、上野仁さん(44)は「BCリーグ6県の中で一番汚い球場だったが、土のスタンドがコンクリートになるなど、最低限はクリアできた。アルビは力を持った選手が多くなり、これから進化していけば、十分日本一になれる」と話していた。

新しくなった球場は、約2億4500万円をかけて、メーンスタンドなどを改修。内野席は工事前に比べ約130人収容人数が増えたほか、シャワー付きのロッカールーム、本部室、審判室、記者室などができた。