=2012年5月5日更新=
国土交通省北陸地方整備局はこのほど、地震で地盤が液状化する危険度を5段階で示した新潟県内の「液状化しやすさマップ」をホームページで公開した。
液状化とは、水分を多く含んでいたり、地下水で満たされている砂の層が液体のように流動化する現象で、地震の際に各地で被害が出ている。同局と地質の専門家などで作る地盤工学会が共同で今回、マップを作った。
上越地域では、高田平野は比較的液状化の要因に乏しいとされているが、直江津地区に広範囲に広がる盛土造成地や関川左岸などで危険度が比較的高いとされている。