大和跡地店舗 補助金不採択でオープン来年に

=2012年4月25日更新=

2010年4月に撤退した大和上越店跡(新潟県上越市本町4)に平屋建ての商業施設を整備する計画で、予定していた国からの補助金の採択が得られず、2012年10月に予定していたオープンが2013年3月にずれ込むことになった。

商業施設は鉄骨平屋建てで、延べ床面積は2040平方m。事業主体はイレブンビル(小倉潔社長)で、テナントとしてはドラッグストア、生活雑貨、飲食など6店舗を計画。総事業費は6億3000万円で、このうち市や国から補助金4億円を見込んでいる。経産省の補助金2億円が今回採択されなかった。市によると補助金不採択となった理由として国は(1)イレブンビルの事務的な態勢がぜい弱(2)にぎわい創出の効果が不足(3)市の関わりが見えない――を挙げたという。

次回の補助金申請は5月以降になる見通し。4月24日の記者会見で、村山秀幸市長は「指摘された三つの課題はまさに最初からある中心的なテーマで、私自身も反省している。5月以降の2次申請に向けてしっかりと取り組みたい」と話した。

完成予想イメージ
イレブンビル図1

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