上下浜、南高田、北新井に名誉駅長配置へ

JR東日本はこのほど、同社管内の無人駅に2012年4月1日以降、「名誉駅長」を配置すると発表した。11支社の計120駅に1人ずつ委嘱され、新潟県内では12駅、上越地域では上下浜、南高田、北新井の3駅に配置される。

名誉駅長が配置されることになった新潟県上越市の無人駅「南高田駅」
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同社管内には1689の駅があり、600駅以上が無人駅となっている。新潟県内には111か所の無人駅があり、このうち12駅に名誉駅長が配置される。

「名誉駅長」は地域に密着した駅づくりを目的に、初めて企画した。無人駅の近くに住むJR東日本のOB(60~80歳代)を委嘱し、4月1日以降に順次配置していく。常勤ではなく、不定期に同社OBがボランティア活動として行い、駅や駅周辺の環境美化など中心に活動する。

人選はこれから進める計画で、JR東日本広報部は「駅で出会ったら気軽に声を掛けてほしい」と話している。