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板倉の地滑りで水田23ヘクタールが作付不能に

9年前

新潟県上越市板倉区国川の地滑りで、今春米の作付けのできない水田の面積が23ヘクタールにおよぶことが分かった。

地滑り現場の様子(2012年3月21日、新潟県提供)クリックで全体表示
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3月21日、用水を管理している関川水系土地改良区が農家への説明会で明らかにした。地滑りによる直接的な被害を受けた水田5ヘクタールと、土砂の進行を防ぐための土堰堤を設置する場所などの水田18ヘクタールが作付不能になるという。

土地改良区が農家への説明会で示した作付不能の場所
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現場では農業用の幹線用水「上江用水」が雪や土砂などでふさがれ水が流れない状態になっており、田植えの準備に影響が出る恐れのある水田は約2300ヘクタールにおよぶため、迂回の用水路を設置する計画が進められている。

3月21日、地滑り発生からちょうど2週間を迎え、県によると土砂の進行は1時間に1cm前後と落ち着いており、水抜き作業などにより土砂の流れが収束に向かっているという。ただ、現場には依然2m近い積雪があり、今後は地滑りの原因とみられる雪解けが進むことが予想され県では「注意はまだ必要」と話している。県は土砂の進行を食い止めるため全長380mの土堰堤の工事などを進めており、3月23日には完成する見込み。