線路に石置き信越線止めた男子児童3人補導

JR信越本線の線路上に石を置いて列車を止めたとして、新潟県の上越署は2012年3月11日、往来危険の疑いで、いずれも上越市内に住む小学4年生の男子児童(10)と小学3年生の男子児童2人(いずれも9)を補導した。列車に被害はなく乗員、乗客にもけがはなかった。

置き石があった上越市春日新田付近のJR信越本線のレール(手前)
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発表によると、男子児童3人は同日午後0時6分ごろ、上越市春日新田の保倉川鉄橋西詰め付近のJR信越本線下り線線路上に石を置いて、金沢発越後湯沢行きの特急はくたか9号を止めた疑い。

特急列車は置き石を踏んで緊急停止。車掌がレールや車体の点検を行った際に、付近に男子児童3人がいたため確認をしたところ、置き石の事実を認めた。上越署によると下り線の左右両方のレールに石の粉砕痕があった。

JR東日本新潟支社によると、列車は安全確認の後、近くの黒井駅に移動。予定よりも37分遅れで運転を再開した。乗客約200人の足に影響が出た。