東日本大震災と長野北部地震の被災地復興支援のチャリティーアート展「アート&アーティストの底力」が新潟県上越市本町5のギャラリー祥で開かれている=写真=。
「アーティストの力で復興支援を」と県内を巡回して開催しており、同市が4会場目。上越会場では県内をはじめ兵庫県や千葉県、東京などからプロやアマチュア約130人が200点以上の作品を出品している。写真や書、絵画、陶芸などのさまざまなジャンルの作品が並ぶ。売り上げの一部が「桃・柿育英会」(安藤忠雄実行委員長)に寄付されることになっており、震災による孤児や遺児の支援に充てられる。
地震と津波に加え東京電力福島第1原子力発電所の事故。「多分、誰もが想定しなかった事態。アーティストはアートで社会にかかわり、訴え掛けていくのが仕事。アートを通じて少しでも震災復興の支援ができたら」と事務局の現代美術家、堀川紀夫さん(上越市東城町1、66)は話している。
会期は3月15日までで、最終日は午後4時からギャラリートークがある。
午前10時30分~午後7時(最終日午後5時)。入場無料。