観桜会ポスターに高田城なし 過去10年で初

上越観光コンベンション協会はこのほど、2012年4月に新潟県上越市で開かれる「高田城百万人観桜会」に向けたピーアール用のポスターを作成した。これまで毎年ポスターには名前の通り、高田城がデザインされてきたが、今回は高田城はなく月が描かれている。高田城がデザインされていないポスターは過去10年間では初めてとなる。

2012年の高田城百万観桜会のポスター
2012

同市は本年度、同市出身の日本画家、柴田長俊さんを「シティ・イメージ・アドバイザー」に任命して、同市のポスターや刊行物などのデザインについて統一感を持たせようと取り組んでいる。観桜会のポスターはこれまで業者に依頼してきたが、今回は柴田さんがデザインした。

市によると、日本三大夜桜の華やかさを強調し、夜のイメージを強調するため月をデザインしたという。

A1判4300枚、B1判900枚を作り、 市内の観光施設や企業、町内会のほか、全国の旅行エージェント、姉妹都市などに配布する。

2012年の観桜会の会期は4月6~22日の17日間。

2012年の高田城百万観桜会のポスター
2012kanoukai

2011年の高田城百万観桜会のポスター
2011kannoukai

2002~2010年の高田城百万人観桜会のポスター(上越タウンジャーナルの記事)
https://www.joetsutj.com/articles/51693197