新潟県上越市で2012年1月22日、除雪中の事故が2件発生し、男性2人が重傷を負った。
午後1時30分過ぎごろ、上昭和町の公務員男性(57)が除雪作業中、除雪機の中に誤って手を入れ、右手の人差し指と中指、薬指の先端を切断する重傷を負った。
上越警察署の発表によると、男性は、除雪機の排雪筒に詰まった雪を取り除こうとエンジンを止めたが、排雪筒の回転歯が止まる前に雪を取り除いていたところ誤って足を滑らせ、排雪筒奥に右手を入れ、指を切断した。当時、男性は滝寺の実家で一人で除雪作業をしていた。
午後3時過ぎ、牧区山口の板金業男性(63)が自宅の2階屋根の雪下ろし中にあやまって転落し、右足骨折などの重傷を負った。
同署の発表によると、男性は一人で屋根の雪下ろし作業をしていた。自宅の屋根には約1.5mの積雪があった。同署によると、5~6mほど落下したとみられる。