新潟県上越市は、児童数が多く過大規模校となっている市立春日新田小学校区内に新たな学校の建設を進める。候補地は春日新田小東側の安江の農地。用地交渉に向けて不動産鑑定委託料を盛り込んだ補正予算を2011年12月1日から始まる市議会に提案する。
春日新田小の児童数は854人。校区内の下門前では、宅地を含めた土地区画事業が進んでおり今後も児童が増えることが見込まれている。
一方、同じ有田地区にある市立小猿屋小の児童数は140人で減少傾向にある。新設校に、小猿屋小を統合し、春日新田小の児童の一部を振り分けることを検討している。有田地区に適正規模の学校2校を置くことを目指している。
補正予算では、候補地として安江地内の3か所で、不動産鑑定を行うことにしているが、具体的な場所は委員会資料に記載されていない。
市教委は住民への説明を進めており、おおむね前向きな反応を得ているという。新学校の創立時期は住民との話し合いの中で決めるという。
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