上越市の土木工事業が事業停止 負債7700万

新潟県上越市遊光寺浜のとび、土工、土木工事業の「有限会社イクラ」(資本金300万円、従業員13人)が2011年11月15日、廃業して債務整理を行う内容の張り紙を出し、事業を停止した。帝国データバンク上越支店の調べで、負債総額は債権者33社に対し7716万円(2011年9月末時点)。

整理・倒産

同社は1996年4月に土木工事などを目的に設立した建設業者。地元建設業者からの下請けによりガス管入れ替え工事、基礎コンクリート打ち工事などを受注し、2008年9月期には年売上高約8200万円を計上していた。

しかし、公共工事の減少などから受注は低調になり、債務超過が続いていた。業務全般を取り仕切っていた代表が体調を崩し、事業継続が難しくなった。