総務省統計局が2011年10月に公表した2010年度国勢調査によると、新潟県上越市の人口は20万3899人で、前回の５年前の調査より4183人（2.0％）減少した。地区別の人口をみると合併前の上越市で微増だが、13区すべてで減っている。
前回調査は上越市が周辺13町村と合併した2005年。合併後5年間で旧上越市域は人口が0.3％増えた。一方、13区すべてで減少している。人口減少率が最も大きいのは大島区の14.3％減、次いで安塚区が13.8％減、牧区が11.2％減となっている（全地域のデータは下の図表参照、クリックすると拡大します）。
現在の上越市域の人口は1947年の24万1306人をピークに減少傾向にある。今回調査の世帯数は７万1477世帯と、前回より2317世帯（3.4％）増えた。人口が減少する一方で、世帯数が増えているのは、全国的な傾向と同様、一人暮らし高齢者など単独世帯が増えているためとみられる。
