新潟県立直江津高校(上越市西本町4)の閉校式が2011年10月29日、上越市新光町の上越文化会館で行われた。同校は今年創立100年の節目を迎え、これまで約3万人の卒業生を送り出してきた。県立の中高一貫校、直江津中等教育学校が2007年に開校したことに伴い来年3月に最後の3年生122人が卒業して閉校となる。
式典には、卒業生や在校生、学校関係者ら約1200人が出席。来賓としてあいさつした村山秀幸上越市長は同校の卒業生でもある。村山市長は高校球児として夢を追いかけた当時を振り返り、感極まった様子で「直高ありがとう」と結んだ。
最後に参列者全員で直江津高校の校歌と中等教育学校の校歌を合唱した=写真=。
同校の前身は1911年設立の中頸城郡立直江津農商学校と1924年設立の直江津町立実科高等女学校。1950年に両校が統合され男女共学の県立直江津高校となった。