QRコードで江戸の高田めぐるスタンプラリー

新潟県上越市の高田地区で、城下町高田の歴史的な町名を記した辻標(つじしるべ)に付けられたQRコードを使ってスタンプラリーが行われている。上越青年会議所が2014年の高田開府400年に向けて、幅広い層に興味を持ってもらい機運を高めようと2011年9月に始めたもので、25か所をすべてめぐるとオリジナル携帯壁紙がもらえる。

上越市南本町3の「春日町」の辻標
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上越青年会議所は2009、2010年度の2年かけて、「呉服町」や「下職人町」、「大鋸町」など旧高田城下の町名を示した辻標を25か所に設置した。これまで本物のスタンプを使ってスタンプラリーを実施してきたが、参加者が小学生や比較的高齢な観光客が多かったため、今回より広い層にアピールしようとQRコードを活用した。

辻標の裏のプレートにあるQRコードを読み取ると、高田開府当時の古地図とともにその場所の説明が表示され、画面上でスタンプがもらえる。25か所すべてのスタンプを集めると上越情報ビジネス専門学校の生徒が作ったオリジナル携帯壁紙がもらえる。
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辻標は本町、東本町、仲町、大町、南本町、北本町に設置されている。