笑って健康 上越に「笑いヨガ」のクラブ設立

新潟県上越市内などの有志が、ヨガの呼吸法と笑いを組み合わせた「笑いヨガ」に取り組むクラブを2011年10月22日、設立する。県内では初めての取り組みで、世話人を務める上越教育大学准教授の田島弘司さん(53)は「笑いは健康維持の最高の薬。多くの人に体験してもらいたい」と意気込んでいる。 

笑いヨガに取り組む田島さん(写真・田島さん提供)
笑いヨガ2

笑いヨガは、本場インドの医師、マダン・カタリアさんが考案し1995年にムンバイで始めたのをきっかけに世界中に広まった。田島さんによると現在では世界65か国以上に1万を超えるサークルがある。

ポーズなどはなく、呼吸法を意識しながらとにかく大声で笑うエクササイズ。免疫力がアップしたり脳が活性化されるなどの効果があるという。

田島さんが2009年の秋にインターネットの動画サイトを見ていたところ笑いヨガに出会った。翌年にはインドに行って創始者、マダン・カタリアさんの養成講座に通い、日本に約200人いるという笑いヨガティーチャーの一人となった。

「年齢に関係なく誰でも無理なく気軽にできる。腹から笑い合える仲間を作ることができるのも魅力の一つ。多くの人に知ってもらえたら」と田島さん。

小学生から70代の約30人をメンバーにクラブを設立する。設立後は毎月2回講習を開く。

講習は上越市寺町2の市福祉交流プラザで第2、4土曜の午後6~8時。問い合わせは田島さん025-521-3312。

↓笑いヨガを紹介している田島さんのブログ「奇跡の 笑いヨガ日記」
http://laughteryoga88.blogspot.com/