ブラック、ホワイト、レッド、グリーンに続く上越地域で5番目の「イエロー焼きそば」が2011年10月22、23日に開かれる「越後・謙信SAKEまつり」に登場する。上越野菜をふんだんに使い、カレー味に仕上げた焼きそばで、両日とも250食限定で販売される。
上越商工会議所青年部の地域開発委員会(安田浩委員長)が、同メンバーである上越市在住の料理研究家、井部真理さんとともに開発した。10月12日夜、上越市春日山町3の春日謙信交流館でお披露目と試食会が開かれた。
中太の中華めんにはカレー粉が練り込んであり、変色を防ぐためにかんすいを使わずにコシを出した。具は上越野菜のばなな南瓜やなます南瓜(糸瓜)、上越産の黄色いパプリカのほか、もやし、豚肉を使う。それを特製のカレーソースでめんと一緒に炒めれば出来上がる。
イエロー焼きそばを考案した井部さんは、「上越市にはSBの工場があり、市民はカレーが大好き。7月に基本が固まり、味付けなどを工夫して仕上げた。皆さんに喜んで食べていただける味になったと思う」と話していた。
焼きそばの見た目のインパクトは薄いが、なます南瓜ともやしのシャキシャキ感が新鮮で、カレー風味が食欲を刺激する。子供から大人まで誰にも好まれる味に仕上がった。
「越後・謙信SAKEまつり」の会場では、1パック500円、ハーフサイズは300円で販売される。
◇「越後・謙信SAKEまつり」の公式サイト
http://kenshinsake.com/