GACKT謙信の袋入り種 中学生が春日山駅で配布

謙信公祭に訪れる観光客をもてなそうと上越市立春日中学校(全校生徒552人)の生徒が2011年8月21日、大勢の乗降客が見込まれるJR春日山駅で花の種を配布する。上杉謙信役を務めるミュージシャンのGACKT(ガクト)さんをデザインした袋にヒマワリの種を入れて配布する。

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封筒には「ようこそ謙信のふるさと越後・春日の地へ」と書かれ、同校のシンボル、ジャンボヒマワリの種を封入。昨年収穫した種を特別支援学級の生徒24人が詰め約1500袋を用意した。

同校は東日本大震災からの復興のシンボルに、福島へヒマワリの種を送るプロジェクトにも参加している。21日午後1時30分から生徒の有志約40人が種を配布する。

生徒会長の久間美晴さんは「謙信はみんなのためを考えた武将。地元の中学生として、私たちもその精神を受け継ぎたい」と話していた。

また20、21日の2日間、春日中学校校舎東側の壁面に、生徒が昨年、カラーシール32万5000枚を貼りあわせて作った縦横5mのガクトさんをモチーフにしたモザイクアートを展示する。JR信越線から見えるという。
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