上越科学館(上越市下門前)で行われた小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセル展示の最終日2011年8月15日、1日の入館者数が同館開館の1984年10月以来最多の約3200人を記録したことが16日、同館のまとめで分かった。それまで最多だったのは市町村合併記念特別展として「恐竜展」が開かれていた2005年8月15日で、1日の入館者数は2107人だった。
はやぶさの展示は、市制40周年記念として8月12~15日の4日間行われた。4日間の来館者数は1万人を突破した。期間中の来館者数は速報値で、12日が約1500人。13日が約2500人。14日が約3000人。15日は約3200人。
惑星イトカワで採取したサンプルを入れたコンテナなどを収めておくための器や、地球からの指令を探査機本体を経由して受け取るカプセルの心臓部など、7年間60億kmを旅し宇宙から帰還した4点と、はやぶさの8分の1の模型、レプリカなどが展示された。