燕温泉の混浴露天風呂「河原の湯」8月1日再開

山の中の風情ある混浴の露天風呂として人気がある妙高市燕温泉の「河原の湯」の移設工事がこのほど完了し、2011年8月1日から入れるようになる。落石で危険なため、2009年8月から利用を停止しており、2年ぶりのオープンとなる。

河原の湯は燕温泉街から惣滝へ通じる渓谷沿いにあり、温泉街近くの「黄金の湯」と並び、妙高山の登山者やハイカーなどに人気の露天風呂だった。

新しい露天風呂は、約15m上流側に移動し、落石防止の鉄柵やネットを設けた。

湯船は石造りの野趣あふれるもので、2m×5mほどの大きさ。10~15人が入れるという。また木造の脱衣場も設けた。

温泉の成分はナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩塩化物泉で、白濁しているのが特徴。皮膚病や婦人病、切り傷などに効能がある。

オープンする8月1日午前10時からは、テープカットとセレモニーを行う予定。

駐車場は温泉街手前の公共駐車場を利用する。