ストラディヴァリウス、アマティ、グァルネリというバイオリンの三大名器が2011年7月24日、妙高市関山（大洞原）にオープンする「妙高山麓都市農村交流施設」で3時間だけ無料公開される。バイオリン3台の時価総額は24億円だという。
バイオリンの名器ストラディヴァリウス（公開される楽器とは異なります）
バイオリン製作や名器修復の第一人者で、日本ヴァイオリン文化芸術振興財団（長野市）の代表理事を務める中沢宗幸氏が、同日オープンする交流施設内にバイオリンの組み立てキットを使った工作教室などを計画していることから、300年の時を超えた名器の展示が実現した。3台の名器の所有者などは不明。
公開する時間は午後1時30分から3時間の限定。同施設のロビーで展示する。同市農林課山村振興係では「バイオリンの名器が3台もそろうことは非常にまれなことではないか」と話している。
問い合わせは妙高市農林課山村振興係、電話0255-74-0028。
