計画停電せず夏を乗り切れる見通しに

東北電力は2011年7月21日、引き続き節電の取り組みを続けることを前提に、今年の夏場は計画停電を実施せずに乗り切れる見通しになったと発表した。ただし、余震で火力発電所に被害が出るなどの万一の場合、新たな枠組みで計画停電を実施する。

計画停電の不実施が原則であることから、毎週木曜に発表していた計画停電の有無についてのお知らせは終了する。

万一の場合に備えた計画停電は、対象地域を従来の8グループから30グループに細分化する。実施時間は午前9時30分から午後8時のうち2時間程度で、1グループ1日1回限りとする。どの地域がどのグループに所属するかについては、ダイレクトメールで個別に通知するほか、ホームページで検索できる。計画停電の実施2時間前に、ラジオやテレビで告知するほか、事前にホームページで登録しておけばメールで配信する。運用は7月25日から。