上越地域で先行する糸魚川市のB級グルメ、ブラック焼きそばに対し、上越市のホワイト焼きそば、妙高市のレッド焼きそばの追撃態勢が整った。
◇「レッド焼きそば」7月18日デビュー
妙高市赤倉温泉のレッド焼きそばは2011年7月18日午前10時30分、同温泉の足湯公園で行うオープニングイベントでデビューする。
赤倉温泉公式キャラクター「レッド君」が着ぐるみになってデビューし、先着100人にキャラクターグッズをプレゼントする。また、レッド焼きそばの無料チケット(100食分)を赤い風船に付けて飛ばす。
焼きそばは同温泉の食堂や旅館など7軒が提供する予定で、Tシャツ、バンダナなど赤いものを身につけていれば18日のみ、焼きそばが100円引きになる。提供店はこやま、真奈里、みよしや、ロッヂハンター、香嶽楼、カフェわく蔵、柴田。
7月18日から24日の1週間はスペシャルウイークとして、1泊2食5800円(夕食、朝食付き)の特別料金で宿泊できる。夕食にはレッド焼きそば2種類の食べ比べがある。参加宿泊施設は、ホテル秀山七つの扉、赤倉ワクイホテル、赤倉パークホテル、遠間旅館、ホテルタケダの5軒。
↓オープニングイベントのちらし
http://www.akakura.gr.jp/pdf/red_yakisoba3.pdf
◇「ホワイト焼きそば」提供店増える
上越市の「謙信公義の塩ホワイト焼きそば」は2011年7月から、飲食店での提供が始まっている。現在は鳥まん(西本町4)、デュオ・セレッソ(西城町3)のビアホール、遊食厨房ぐ~(加賀町)、リラックス(土橋)の4店舗で提供している。今月中旬からなおえつ海水浴場の8軒の浜茶屋でも提供する予定。
ホワイト焼きそばは、地産地消の観点から上越産コシヒカリ米粉を30%使った麺や、上越産の食材、上越の雪や米、上杉謙信の清廉潔白なイメージから白にこだわった食材で作ることなどが定義となっている。定義を満たせば、参加店がそれぞれの“店流”のホワイト焼きそばを提供できるため、食べ比べを楽しむことができる。
参加店の一つ市民プラザ内の「リラックス」では、白いシメジと、珍しい豚の乳房を具材に、下馬場の福祉施設「かなやの里ワークス」で作った白みそを加えたホワイトソースをかけた。「中華でも和食でもない感じの焼きそばになった。地産地消をピーアールする一つのアイテムとして売っていきたい」と話す。