公金着服で懲戒免職 被害100万円超えか

上越市は2011年6月29日、体育館使用料を着服したとして、同市浦川原区総合事務所の小平勇蔵主任(42)を懲戒免職にした。市は今後、刑事告訴する方針。

小平主任は2008年度から今年3月までの間に、浦川原体育館の使用料の一部を着服。着服の事実が発覚しそうになった際、関係する公文書をシュレッダーにかけて破棄している。被害額は市の調査で判明しただけで、少なくとも73万3000円。市では最終的に100万円を超えるとみている。

小平主任のほか、同区総合事務所長(57)を減給10分の1(3か月)、同事務所次長(59)を減給10分の1(2か月)、当時の班長ら4人を戒告処分とした。

総務管理部長(左)と人事課長が市役所で記者会見して懲戒処分を発表した
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