感染性胃腸炎 上越で依然流行続く

県が2010年12月22日に発表した感染症情報によると、上越保健所管内で感染性胃腸炎の定点観測数が4週連続で国の警報基準を超え、依然として流行が続いている。

12月19日までの1週間の1医療機関当たりの発生数値は全県では10.33だが、上越は25.33。国の警報基準20を超え、県内で最も高くなっている。

県内全体では感染性胃腸炎の報告は前週に比べ減少したが、今月、上越市西城町3の介護老人保健施設「くびきの」で集団感染があり、3人が死亡していることから、保健所などでは、手洗いや、食材を十分に加熱するなど各家庭での注意を呼び掛けている。

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