上越のゆるキャラ、萌えキャラ年賀状続々

来年用のお年玉付き年賀はがきが2010年11月1日に発売され、全国津々浦々に年賀はがきが送られるこの機会に、上越市をピーアールしようとご当地キャラクターをデザインした年賀状が続々と登場している。上越市のピーアールマスコット「上越忠義隊けんけんず」のほか、上越市出身の人気漫画家、牛木義隆さん(30)による「越後・謙信SAKEまつり」のマスコット「歌瀬吟(うたせ・ぎん)&虎珀(こはく)」バージョンもある。

けんけんず(左)と歌瀬吟の年賀状イメージ
kyara

ご当地キャラクターとして年賀はがきに登場したのはけんけんずをはじめ、日本スキー発祥100周年のピーアールキャラクター「レルヒさん」、同市の人気漫画家、牛木義隆さんがデザインした越後・謙信SAKEまつりのピーアールキャラクター「歌瀬吟(うたせ・ぎん)&虎珀(こはく)」。

けんけんずとレルヒさんは、「ゆるきゃらサミット協会」(滋賀県彦根市)を通じ、全国のゆるキャラ80体がそろい年賀状が作れるインターネットサイト「年賀家族」(http://nenga-kazoku.com)で作成できる。いずれのゆるキャラの使用は無料だが、レルヒさんの場合は新潟県、けんけんずは上越市への許可申請が必要で、一週間以内に許可が出るという。「年賀家族」を通じて作成すれば申請手続きは不要で、けんけんずの3体が一つにデザインされたものと1体ずつがデザインされたもの計16パターンがあり、レルヒさんは6パターンが用意されている。

一方、歌瀬吟はSAKEまつりで北海道から九州までファンが訪ねてくるほどの人気だ。年賀はがきは今回が2回目で、同キャラの著作権を管理する上越市木田1の広告制作会社、アド・クリーク(http://adclique.com)のみでしか扱っていない。牛木さんの漫画のテレビアニメ放送が決定したことなどもあり同社では「年賀はがきに使ってもらうことで地域おこしを盛り上げ、さらに人気が高まってくれれば」と話している。