最も危険なのは国道8号下源入交差点

国交省新潟国道事務所は県内の直轄国道のうち、特に事故死傷率の高い危険な場所216区間を公表した。上越地区では、国道8号下源入交差点が死傷事故率、死傷件数ともワースト1だった。

国道18号下源入交差点
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国交省は本年度、公共事業の効率性、透明性向上を目的に、警察や道路管理者、学識経験者などで作る道路安全性検討委員会を設置。県内の直轄国道の3465区間のうち、事故件数や死傷事故率などのデータや県民へのアンケートをもとに、危険区間として216区間を選定した。

事故危険区間は、新潟市が61区間、下越地区が59区間、中越地区が63区間、上越地区が33区間。

このうち上越地区のワースト3区間は次の通り。

<死傷事故率>(車の走行台数に対する事故の割合)

  • 1位 国道8号下源入交差点
  • 2位 国道18号猪野山交差点
  • 3位 国道8号加賀交差点

<死傷事故件数>

  • 1位 国道8号下源入交差点
  • 2位 国道8号安江中央交差点
  • 3位 国道18号北沢入口

<アンケートで多かった危険区間>

  • 1位 国道8号浦本駅前交差点~中宿バス停前交差点
  • 2位 国道8号間脇・中宿(歩道等)
  • 3位 国道8号藤崎集落~能生大橋西詰交差点

国交省では危険区間についてドライバーに注意を呼びかけるほか、予算や地元要望などを踏まえて対策の事業化を目指すとしている。