消防団員ケガし伝統の「はしごのぼり」中止

上越市板倉区針で2011年1月3日に予定されていた市消防団板倉方面隊による「はしごのぼり」が直前の練習で男性団員(27)がはしごから落下してけがをしたため、中止となった。

関係者や上越消防によると、同日は同方面隊第1分団針第1部が午前11時ごろから針町内会館や、板倉コミュニティプラザ脇の駐車場で披露する予定だった。男性団員は町内会館でリハーサルをしていた午前10時40分ごろ、はしごから落下したもので、骨盤を骨折した模様。同分団は中止を決めた。

はしごのぼりは100年以上の伝統を持つ新年の行事。長さ7mのはしごに団員が上り、「逆さ大の字」や「巴富士」などの技を次々と披露する。今年は2、3日の2日間が予定され、初日の2日は消防団員約30人が参加して同区高野町内会館で披露された。

2010年1月10日の上越市消防出初め式で披露された伝統のはしごのぼり(アコーレ)
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