心霊スポット!? 五智公園の婦人像の頭なくなる

上越市は2011年6月11日、五智公園内にある彫刻家、滝川毘堂が作った立像の首が何者かによって破壊され、頭部がない状態で見つかったと発表した。市は10日、上越警察署に被害届を出した。

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滝川毘堂(1914-1980年)は同市出身で、春日山城跡の上杉謙信像や高田公園のブロンズプロムナード「旭光」、日本野球界で活躍した人物に送る野球殿堂の表彰額を製作するなど生涯で約1000作品を手掛けた近代彫刻家。

五智公園の像は、高さ約140cmほどの婦人の立像。五智公園の展望台に向かう道にある。6月5日、近くにある市営のゴーカート乗り場の管理人が近所の住民から、頭部がないという連絡を受けて探したが見つからず、市が警察に被害届を出した。

実は心霊スポット? 「血の涙を流すマリア像」!?

実はこの立像、「血の涙を流すマリア像」として、地元ではいわゆる心霊スポットとしてしても知られている。地元のタウン情報誌「ジャックランド」でも過去に取り上げられたことがある。もちろん血の涙が出たという現象は確認されていない。

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