大雨でまた源泉崩落、池の平温泉の復旧に暗雲

2011年5月8日早朝に妙高山中腹の南地獄谷で発生した源泉崩落で、妙高市の池の平温泉と妙高温泉へ温泉供給が止まっているが、5月29日の大雨で再び源泉が崩落した。源泉を管理している妙高温泉土地(同市関川)によると、「5月末に復旧できる見通しだったが、再び源泉が埋まってしまった」という。30日朝、上越森林管理署が現地確認に出発したが、現場まで行くことができず、被害の確認はできていない。

妙高温泉土地は温泉供給先の旅館組合などに、復旧時期を「5月末」と説明していたが、二次崩落の発生で復旧時期が不透明になった。

崩落の規模は調査が終わらないと分からないが、源泉が再び土砂で埋もれ、白田切川にかかる橋が流された模様だ。

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入り口に断り書きを掲示している「ランドマーク妙高高原・温泉かふぇ」(池の平温泉)
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名物の足湯は休止中(池の平・芭蕉苑)
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営業を休止している関川共同浴場「大湯」(妙高温泉)
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