少女に飲酒と無免許運転 上越署巡査2人懲戒

新潟県警は2011年5月26日、少女に酒を飲ませ、原付バイクの無免許運転を勧めた上越警察署の男性巡査2人(いずれも19歳)を懲戒処分にしたと発表した。

県警の発表などによると、巡査2人は2011年4月25日、上越市内で少女2人と酒を飲んだ。巡査1人は少女2人が18歳未満と知りながら、自宅アパートを飲酒の場所として提供したとして県青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検された。この巡査は翌26日、少女が無免許であることを知りながら、原付バイクを貸して無免許運転させた道交法違反の疑いでも書類送検された。もう1人の巡査は同条例違反のほう助の疑いで書類送致された。県警は飲酒場所を提供した男性巡査を停職3カ月、もう1人を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。

2人の巡査は処分が発表された5月26日付で辞職した。

県警の小幡政行首席監察官は「誠に遺憾で深くおわび申し上げる。警察の信用を損なう行為で厳正に対処した」とのコメントを出した。

上越警察署
20110526keisatu