謙信公にあやかり「勝負飯」食べて合格祈願

特製から揚げが入った品和亭の謙信勝負飯
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勝率9割という上杉謙信の勝負強さにあやかり高校受験に挑んでもらおうと、ご当地丼グルメ「謙信勝負飯」を食べる会が2011年1月10日、上越市吉川区の割烹品和亭で開かれた。地元の中学3年生26人が集まり、特製唐揚げが入った勝負飯を味わいながら、試験に向け気を引き締めた。

「謙信勝負飯」は上越青年会議所内の委員会が地域活性化を目的に開発した名古屋名物「ひつまぶし」のような料理で、そのまま食べた後にお茶漬けにして2度味わう。食材は上越産米を使う以外は何を入れても自由で、店ごとにいろいろなバリエーションがある。

謙信勝負飯を食べる吉川中学の3年生
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食事会には吉川中学校の3年生ら26人が参加した。全員で「えい、えい、おう」と気合いを入れた後、品和亭の特製から揚げが入った勝負飯を味わった。

木村圭佑君(15)と関沢拓朗君は、それぞれ「これからしっかり勉強し、学校生活も楽しみ、受験に臨みたい」、「食べたことを励みに志望校合格に向け頑張りたい」と話していた。

主催は上越市内の飲食店などによる「謙信勝負飯毘食協議会」で、メンバーの品和亭料理長、高橋孝一さんが企画した。