4月に予定されている県議選上越市区(定数5)に立候補を表明している上越市議会議員の近藤彰治氏(60)の後援会が2011年1月15日、大貫で事務所開きを行った。
近藤氏の後援会事務所の場所はここ(グーグル地図へのリンク)。
事務所開きには、みんなの党農都共生支部(=新潟県支部)の宮越馨支部長や、古澤弘市議、地元である金谷地区の町内会長など約70人が集まり、神事が執り行われた。
近藤氏は冒頭、申請していたみんなの党の公認を受けたことを報告。市議として活動してきたこれまでの経験を踏まえ「市議会議員だと限界がある。県の事業は県議会議員でないとできない。現状を踏まえ立候補を表明した」と話した上で、保倉川放水路や県の検証対象となっている儀明川ダム、また廃棄物処理場の建設計画や農業政策、北陸新幹線や並行在来線などの問題について触れながら「課題はたくさんある。県議会議員になり丁々発止で知事とやり合っていきたい」と決意を述べた。
みんなの党の宮越支部長も「地域主権の確立をどう運ぶか注目せねばならない。県議選はそのリーダーを選ぶ選挙」と述べ、「地方からどのような形で国づくりに向かっているか大きな宿題を背負った選挙。まさに正念場。全面的にご支援し、みんなで近藤県議を誕生させようではないか」と訴えかけた。
来春の県議選には近藤氏のほか、現職の小林林一(66)、楡井辰雄(58)、市村孝一(49)=いずれも自民推薦=、梅谷守(36)=民主公認=、小山芳元(62)=社民=の5人、上越市議の滝沢一成氏(53)=民主推薦=、先月末に上越市議を辞職した矢野学氏(70)、日本共産党上越地区委員長の伊藤誠氏(36)=共産公認=が出馬予定。
定数5に9人が挑む激戦が予想される。