上越市の人口4213人減少 世帯数は2289増

2010年10月の国勢調査をもとに上越市が2011年1月19日までにまとめた速報値によると、同市の人口は20万3869人で、前回の調査より4213人(2.0%)減少した。

現在の上越市域の人口は1947年の24万1306人をピークに減少傾向にある。

今回の速報値の内訳では、合併前の上越市域では0.3%増加した一方、13区では合計6.2%減少。人口減少率最も大きいのは大島区の14.3%減で、次いで安塚区が13.9%減、牧区11.2%減と東頸城の減少率が高い。

一方、世帯数は全体で7万1449世帯で前回より2289世帯(3.3%)増えた。

人口が減少する一方で、世帯数が増えているのは、全国的な傾向と同様、一人暮らし高齢者など単独世帯が増えているとみられる。

また、県内の人口は237万4922人で、前回調査と比べ2.3%減少、世帯数は 83万8922世帯で同22.4%増と、上越市とほぼ同様の傾向にある。