本町商店街が戸別宅配サービス開始へ

上越市の本町3、4、5丁目商店街振興組合が、商店街の商品を近隣の家庭に戸別宅配するサービスを始める。「本町まごころ便」と題して2010年7月中に開始する予定だ。

参加店舗の商品を紹介するカタログを作成し、会員登録した家庭に配布するほか、インターネットでの注文ページも作る。電話、ファクス、インターネットで商品の注文を受け宅配する。6月24日現在で参加店舗は45店。今後さらに増える見通しだ。

宅配エリアは当初、寺町、高土町、滝寺など本町から半径1~2キロ圏内としているが、事業拡大と共に広げていきたいとしている。会員登録は無料。宅配料金は1回100円で1050円以上購入すれば無料。

事業の拠点となる「宅配センター」を、本町4の空き店舗(旧玉屋)に開設した。サービスマネージャーの八木澤晋作さん(33)とパート職員の2人体制で運営する。県からの緊急雇用創出事業の補助金約1000万円を活用している。

宅配には近くの市立大手町小学校の児童が考案した本町商店街のキャラクターが描かれた車を使用する=写真=。

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