上越から「柿の種」新バージョン!エビ味が登場

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新潟県発祥の米菓「柿の種」に、新しいバリエーションが加わった。

上越市新保古新田の海産物製造卸業「西沢珍味販売」(永野富士夫社長)は2010年5月下旬、「海鮮柿の種」2種類を新発売した。えび塩味とえびカレー味があり、いずれも材料に、カルシウムたっぷりな富山県産の白エビ粉末を使用し風味豊かに仕上げている。

白エビの粉末は、もち米を使った生地に練り込み、じっくり焼き上げて、エビの風味を出した。

えび塩味は、塩でシンプルに味付けしており、エビの風味を生かした上品な味になった。えびカレー味は、スパイシーな香りがビールにぴったり。辛さを抑えているため、「子供から年配者まで幅広い年代に味わってもらえる」という。

2010年2月ころ、永野社長が良質な白エビ粉末を入手。商品化を考えていたところ、取引業者から「柿の種にできないか」との提案があった。板倉区の米菓会社に製造会社を紹介してもらい商品開発がスタート。5月下旬に完成し、上越地域の土産物販売所やホテル、旅館などで販売を開始した。

永野社長は「新潟産の海産物を使い、今後レパートリーを増やしたい」と話している。各1袋140グラム入り、希望小売価格は367円。