北陸新幹線のレール 直江津港で陸揚げ開始

北陸新幹線で使用するレールの陸揚げ作業が2010年4月26日朝、上越市の直江津港東ふ頭で始まった。県内での新幹線のレール陸揚げは初めて。

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レールは1本25メートルで、重さは1・5トン。合計1万2920本、長さにすると80km分がこの日を含めて13回に分けて同港に陸揚げされる。長野市~糸魚川市能生間に敷設されるもので、鉄道・運輸機構によると来年1月の工事開始を予定している。

この日の船には1050本が積まれており、作業は午前8時30分ころ始まった。3本にまとめたレールを岸壁に設置したクレーンで作業車へと移し、港内に設けられた置き場に運んで別のクレーンを使って並べた。