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上越市は新年度事業として1500万円かけて同市のホームページを全面的に再構築する。24日、市議会では一般質問が行われ、滝沢一成議員と橋爪法一議員がこの件について質問した。
同市のホームページは、2005年の14市町村合併前の上越市のページに13町村の内容を付け加えた作りで、以前からその使い勝手の悪さは市議会でも指摘されていた。
今回、市は新年度予算でホームページ再構築の費用として約1500万円を盛り、全面刷新を行う。一般市民と学識経験者による検討委員会を設置して、内容や使いやすさなどを検討した上で作業に取り掛かる。来月から委員を募集する予定だ。
この日の市議会で村山市長は「当市のホームページは情報量は多いものの目的の情報が探しにくく、全体的なイメージも統一感がない。使いやすく見やすいホームページになるようにしたい」と語った。
質問した両議員とも市民との双方向の情報のやり取りの重要性を強調した。
また橋爪議員は22日放送のNHKスペシャルを見た感想として「これまでのように情報を選別して流すのではなく、すべての情報を流すというのがこれからの時代」と指摘。市村輝幸総務部長は「基本的には生の情報を市民にお伝えする。そうした視点で考えたい」と前向きな答弁をした。
