理子ちゃん、4年ぶりに上越へ

上越市本町6の高田世界館で始まった上越ロケの映画「ふみ子の海」(2007年公開)の再上映会初日の2010年3月20日、同映画で主演のふみ子役を務めた鈴木理子さんが撮影後4年ぶりに来越し、書籍のサイン会やオープニングの舞台あいさつに臨んだ。

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ミニの白いワンピース姿で高田世界館のステージに立った理子さんは、「撮影場所の上越市にまた来ることができて、胸がいっぱいです。撮影のときに比べて、すごく大きくなりました」とあいさつした。

映画のクランクイン時は10歳だった理子さんも現在は14歳で、4月には中学3年生になる。133センチだった身長が22センチ伸びて、現在は155センチになったという。

続いて初公開のメーキングビデオが上映され、原作者の市川信夫さん、上越映画鑑賞会の増村俊一会長と3人がステージに上がり、撮影の思い出や裏話などを語った。

理子さんは、ロケシーンを見ながら「ここでミミズが出て、さわいでいるところだと思います」となどと解説したり、増村さんは「このフキノトウはどこからか持ってきて植えたんです」などと撮影秘話を披露した。

また、TBS系列で4月12日午後9時から放送する2時間ドラマ「捜し屋★諸星光介が走る!」では、船越英一郎の姪の諸星直子役でレギュラー出演することなど、その後の活躍についても述べた。

理子さんは4年ぶりの来越について「撮影のときは雪がいっぱいで、今回初めて上越市の地面を見たような気がします。ロケでお会いした人に再会できてなつかしい」と話していた。

今回は、高田郵便局で開かれている「ふみ子の海パネル展」を見学したほか、本町3で行われたイベントにも参加。原作本にサインしたり、記念撮影に応じていた。

映画の再上映を企画した「あわゆき組」が映画と連動して、同日正午から上越市本町4のアーケード下で販売した「ふみ子のお弁当」は、70個の予定を100個に増やしたが、即時完売の大人気となった。

なお、20日は映写機の故障で、映画の上映ができなかった。21、22日は上映できる予定。

*公式ブログ「夢があるから大丈夫」(2011年~)
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