上杉謙信などの戦国武将になりきって観光案内やパフォーマンスなどを行う「越後上越 上杉おもてなし隊」が2011年4月29日、春日山城跡でデビューする。観光客の前で口上を述べるほか、勝どきを上げるパフォーマンスを行う。
イケメン武将隊として人気を誇る「名古屋おもてなし武将隊」にならい、上越に観光客を呼びこもうと実施する本年度の新規事業。謙信や景勝など10人の武将役を募集し、この日までに20~30代の6人が決まった。武将役10人の内訳は上杉謙信、上杉景勝、直江兼続、上杉景虎、女武者役2人、側近武者役2人、陣笠隊役2人。役どころについては、それぞれ固定で、その役になりきってもらう。
27日、報道陣に練習の様子が初めて公開された。「われは毘沙門天の化身、上杉謙信なり」といった口上や抜刀などを練習した。上杉謙信役の男性は「上杉謙信は戦国のヒーローでみんなのあこがれ。みなさんをおもてなしすることでまちを盛り上げたい」と意気込みを語った。
デビューは29日午後1時30分から、春日山城跡の上杉謙信公銅像前で観光客出迎えのパフォーマンスを行う予定。雨天の場合は市埋蔵文化財センターで行う。
その後は11月下旬まで随時、春日山城跡などで活躍する。
◆ホームページとツイッターでも情報発信
越後上越 杉おもてなし隊のホームページ(http://www.uesugi-busyotai.com)は4月29日に公開され、出陣スケジュールなども掲載される予定。
ツイッターアカウントは@uesugibusyotai