中学体育の授業で生徒骨折 市が全面的に過失認める

上越市立頸城中学校で体育授業中に教師が一時的に不在の状態で生徒が左足を骨折する事故が起き、上越市側が全面的に過失を認めて示談が成立する見通しとなったとして賠償金約51万円を市議会3月定例会に提案している。2010年3月8日の市議会文教経済委委員会で市教委が説明した。

事故は2008年10月、同校の体育館で保健体育の授業中に起きた。ハンドベースボールをしていた生徒が2塁から3塁へ進塁しようとスライディングをした際に左足を骨折した。このとき体育教師は一時的に立ちあっていなかったという。生徒は入退院を繰り返し、昨年8月に完治したという。