上越市立城東中学校の給食にガラス片

上越市立城東中学校の給食にガラス片が混入していたことが3月2日、明らかになった。給食調理中に割れたしょうゆの瓶の一部が混入したもので、けがなどの被害はないという。

市教育委員会によると城東中は自校で給食を調理している。2月23日、調理員が金属製の大きな鍋にしょうゆを一升瓶のまま入れようとした際、瓶の口が鍋のふちに当たって、瓶の先端部分が割れて、鍋の中に入った。調理員は鍋に入ったガラスを手で取り除き、その料理を給食に出したという。

市教委によると、鍋にしょうゆなどを入れる際は、金属製の計量カップにいったんしょう油などを移し替えるきまりになっている。また異物が混入したときは学校長に報告することになっていたがいずれも守られなかった。

その日の給食を食べた生徒1人がガラス混入に気づき、連絡を受けた学校側が校内放送で呼びかけ給食を停止して調べたたところ、9人の給食に混入していたという。