妙高市にある6か所のスキー場の入り込み客数がまとまった。2011年３月末までの入り込み客数は72万6380人で、前季比9.7％減となった。
妙高市観光商工課によると、2010年12月は降雪が遅かったため入り込みは7万1860人で前年比83.8％と落ち込み、2011年1月は下旬の大雪の影響から23万6290人、前年比97.4％にとどまった。天候が安定した2月には31万1650人、前年比107.4％と回復したが、3月11日の東日本大震災の影響でキャンセルが相次ぎ、3月は前年比57.4％の10万6580人に落ち込んだ。
レジャーの多様化などに伴い、1991年をピークにスキー場の入り込み客数は毎年下降している。妙高高原地区だけでピークには約300万人の入り込みがあったという。 ＝川村＝
