避難の子供たちも新学期 市内小中に59人

東日本大震災や東京電力福島第1原子力発電所の事故で福島県から避難している小中学生59人が上越市で新学期を迎えた。このうち23人が転入した市立大潟町小学校(中村文也校長、児童521人)で2011年4月7日、始業式と入学式が行われた。

上越市教育委員会によると、7日までに市内で新学期を迎えたのは小学生44人、中学生15人。このうち、小学生23人が市立大潟町小に、中学生5人が市立大潟町中に転入した。

7日朝、大潟町小では始業式に先立って福島県などからの転入児童の紹介が行われた。中村校長は「皆さんにとって素晴らしい出会いです。分からないことや困ったことがないよう優しく声をかけてください」と在校生に呼びかけた。在校生が転入児童の手を取って各クラスの列に案内した。続いて入学式が行われ、福島県からの2人を含む80人の新1年生を在校生が拍手で迎えた。

福島県から転入してきた児童の手を引いて案内する大潟町小の児童(右)
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南相馬市から避難してきた6年、佐藤永三君(11)は「来たばっかりで分からないこともあるけど、みんなと仲良くやれそう。バレーボールをやっていたので運動を頑張りたい」と話していた。

大潟町小に通う児童は9日に、現在いる避難所から大潟区雁子浜の雇用促進住宅に引っ越し、そこからスクールバスで通学することになる。