ホワイト焼きそば 試行錯誤経てついに完成

「上越の食を考える会」(荒納正晴会長)が昨年秋からご当地グルメとして開発してきた「謙信公義の塩ホワイト焼きそば」がこのほど完成した。米麺や魚介、野菜を炒めて塩味で味付けし、最後にホワイトソースをかけた。2011年4月9日のイベント「高田本町らーめん横丁」で一般向けに振る舞われる。

鉄板の上で調理するホワイト焼きそば
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盛り付けると白色が上品な感じ
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ホワイト焼きそばは鉄板の上で、白しめじ、白菜、ダイコン、ほたて、えびを炒め、蒸した米麺を使う。谷浜地区で採取される義の塩を使用した塩ダレで味付けし、牛乳、ホタテエキスなどに米粉でとろみをつけたホワイトソースをかける。

上越の食を考える会では、昨年秋からご当地グルメとして開発に着手。糸魚川市が「ブラック焼きそば」を売り出したのをきっかけにホワイト焼きそばを考えた。当初は米麺の生麺をゆでて、白湯(パイタン)風のあんをかけるものだった。だが麺をゆでたり、あんを作る手間がかかるなどの課題も出てきた。その後、改良を重ね、今回の完成版に到達した。

3月30日、上越市下門前のワークパル上越で関係者を集めて開かれた試食会では「さっぱりしていて女性受けする」、「上品な味わい」と好評だった。

ホワイト焼きそばのデビューとなる4月9日のイベント「高田本町らーめん横丁」は、「第4回城下町高田らーめん祭り」を東日本大震災チャリティーとして名称を変更したイベント。このイベントで1杯500円限定500食を販売する予定だ。