妙高市大鹿の中山間地にレストランカフェ 平日2日間しか営業しない “ミナヅキ”

新潟県妙高市の市街地から南に車で約20分、過疎化が進む中山間地の大鹿集落に2017年4月27日、レストランカフェ「ミナヅキ」がオープンした。手作りの天然酵母パンやケーキ、パスタ類などが味わえる。豊かな自然の中で子育てしながら営業するため、開店するのは平日の週2日ほど。究極の “隠れ家レストラン” と言えそうだ。

豊かな自然の中でランチを楽しむ女性客。右が石井店主
ミナヅキ1

店主の石井雅江さん(36)は千葉県出身。六本木で日本料理店を経営する夫の青志さん(41)と結婚し、キノコ狩りなどで妙高市を訪れるうち、「古民家に住み、自然の中で子育てをしたい」という気持ちがつのったという。2013年春に大鹿集落に一家で転居し、3人目を出産。子供が保育園に通い、手が離れてきたため、自宅近くに念願のレストランカフェを開業した。

イタリア料理店と日本料理店で7年ほど働いた経験と、西欧や東南アジア、北アメリカなど、世界を旅行した経験を生かし、「良い食材を使い、自分がおいしいと思ったものを出していきたい」と話す。

天然酵母パン(右)とケーキ
ミナヅキパン

天然酵母パンは妙高市に来てから独学で作り始めた。店頭にはベーグルやチャパタなど、10種類前後を並べる。中でも集落名を付けた「大鹿パン」(160円)は、天然酵母と国産小麦粉、バター、砂糖、塩だけで作った自信作。口に入れると生地のうま味、甘みが広がり、ジャムなどを付けなくても十分おいしい。

スイーツはアップルパイ(200円)、チーズケーキ(350円)など、焼き菓子を中心にそろえている。ヤマブドウや野イチゴなど、自家製ジャムも使う。

ランチセット(税別1000円)は一例を上げると、パスタ、ミニサラダ、スープ、カンパーニュ(フランスパン)など。プラス200円でデザートが付く。

「旬の時期には畑で採れた無農薬野菜などを使うが、健康志向に偏りたくはない。たまには、甘いスイーツも良いと思う。素晴らしいロケーションの中、味わっていってほしい」と話している。

飲み物はコーヒー(330円)、カフェオレ(400円)、りんごジュース(250円)など。購入したパンやケーキは、店内でも食べることができる。

店の入口。店舗は階段を上った2階にある
入り口

テーブル席が5席。営業時間は午前11時~午後3時。営業日は週に2日程度で、Facebookや入り口に掲示している。妙高市大鹿2101-5。大鹿克雪管理センター隣り。電話090-9680-9875。

◇Facebookページは https://www.facebook.com/minatsukicafe/


ミナヅキの場所