アカウント不正利用され迷惑メール37万件送信 上越市の新潟県立看護大学

新潟県立看護大学(新潟県上越市、小泉美佐子学長)は2018年1月16日、学内の情報システムの教職員1人のアカウントが第三者に不正利用され、同大のメールサーバーから約37万件の迷惑メールが送信されていたと発表した。不正利用された教職員の受信トレイや送信済みトレイから名前やメールアドレスなどの個人情報が漏えいした可能性もあり、同大が調査している。

県立看護大
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同大によると、15日に学内の情報ネットワークシステムの保守業者から連絡があり発覚した。昨年末から今月15日までの間に、当該教職員のメールアカウントで大量の迷惑メールが送信されていた。メールの内容は英文で資金援助を依頼するものなどがあった。

保守業者からの連絡を受け、当該教職員はパスワードを変更した。他の情報システムなどへの侵入は認められていないという。

同大は、学内の情報システムの再点検を行うとともに、教職員にパスワードの管理徹底を呼び掛けた。