妙高市中心部の空き店舗に「日本海鮮魚センター」出店

新潟県妙高市朝日町1の商業集積施設「さん来夢あらい」から撤退した生鮮スーパーの空き店舗に、柏崎市のニッカイ米山が運営する「日本海鮮魚センター」の出店が2021年3月3日、決まった。今後店舗の改修工事などを行い、4月10日に開店する予定。

日本海鮮魚センターが出店する「さん来夢あらい」
サンライム新井

妙高市によると、同社は道の駅あらいがオープンした2000年8月から「日本海鮮魚センター新井店」を営業しており、近くの「あらいの里」では生鮮野菜や果物の販売をしてきた実績を持つ。今夏には朝日町通りで開かれる六十朝市にも出店していた。

2017年8月に撤退した「スーパー サンライズ」跡については、昨夏から「さん来夢あらい」を運営する第3セクター「まちづくり新井」と妙高市がニッカイ米山と誘致交渉を進め、3月3日に出店契約締結に至った。

売り場面積は約200平方mで、1階の空き店舗(約600平方m)の3分の1ほど。「日本海鮮魚センター サンライズ新井店」として、鮮魚や生鮮野菜、乾物などを販売するという。

新井商工会議所の池田弘専務理事は「久しぶりに明るい話題で、非常にありがたい。会議所では『住み続けられるまちづくり』を掲げており、高齢化が進む中、身近な所で買い物ができるようになるのはうれしいこと」と話している。

道の駅あらい内の「日本海鮮魚センター新井店」。向かい側に生鮮野菜などを販売する「あらいの里」がある
日本海鮮魚センター

さん来夢あらい

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