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高田銘菓「チャーム」がもう食べられない 南本町3の「滝本菓子店」が閉店

1か月前

銘菓「チャーム」で知られる新潟県上越市南本町3の「滝本菓子店」が2019年12月に閉店していたことが分かった。元店主の滝本清さん(77)は、「父の代から二代にわたって長い間商売をさせていただいた。感謝の気持ちでいっぱい」と話している。

チャームが名物の「滝本菓子店」(2013年11月撮影)
滝本菓子店

滝本菓子店は1933年(昭和8年)、滝本初一郎さんが創業。2008年(平成20年)に初代が亡くなってからは、清さんと妻の美津子さん(75)が二人三脚で菓子製造・販売を続けてきた。

看板商品「チャーム」。直径8cmもあり、ボリューム感たっぷり
チャーム2

看板商品「チャーム」は、カステラ風の生地にバタークリームとあんをはさんだブッセ風の和洋菓子。清さんが30歳の頃、「ロマンス」という商品名で売り出し、数年後に「チャーム」に変更した。味だけではなくボリューム感たっぷりで、日持ちもするため、高田の名物菓子になった。

チャームは主に清さんが生地を焼き、美津子さんが中身を挟む共同作業で製造を続けてきた。しかし昨年6月に美津子さんが倒れ介護が必要になったため、閉店を決意したという。川渡餅づくりが最後の仕事となり、昨年12月15日で正式に廃業した。

生地の焼き上がりを待つ清さん(2013年11月撮影)
ご主人

清さんは「父と仕事をしていた頃は、冠婚葬祭などにチャームが人気で、売上も多かった。この年末年始に多くの注文をいただいたが、閉店したため受けることができず、迷惑をおかけした」と話している。

旧滝本菓子店の場所